〈山本勘助〉「摩利支天の再来」と呼ばれた

初出は江戸期の軍談・講談。高野山参籠で摩利支天像を授かり守護神とした、家中から「摩利支天のようだ」と畏怖された、という類の話は軍談から近代の小説へ受け継がれた文飾で、一次史料に痕跡はない。井上靖『風林火山』でも摩利支天像は重要な小道具となった。

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