〈蠣崎慶広〉二人の兄は姉に毒殺された

長兄・舜広(1561)、次兄・元広(1562)の相次ぐ早世で三男の慶広が継嗣となったこと自体は系譜上動かない。だが「姉(南条広継室)が毒殺し、姉は自害・広継は処刑」という物語は『新羅之記録』のみが伝えるお家騒動譚で、同時代史料の裏づけがない。継承の正当性を演出する家伝的脚色の疑いが強い。初出:『新羅之記録』。

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