〈秋月種実〉博多歌舞伎見物——道雪「たやすく討てぬ男」

お忍びで芝居見物に出た種実の暗殺を家臣が進言し、道雪が「そうたやすく討ち取られるほど甘い男ではない」とたしなめたという逸話。出典は約300年後の逸話集『名将言行録』(1869年成立)で、歌舞伎の成立(17世紀初頭)は種実の全盛期より後という時代考証的な破綻もある。宿敵が力量を認めた話として魅力的だが、史実性は担保されない。

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