〈秋月種実〉「十石でもいいから秋月に」
日向高鍋3万石への転封を命じられた種実が「知行は十石でもよいから秋月に留まりたい」と嘆いたという話。転封自体は史実だが、この嘆きは秋月地方の「十石山(十石峠)」の地名由来譚として伝わる後世の伝承で、同時代史料にはない。36万石相当から約12分の1への転落という事実を踏まえた、心情的に説得力のある伝承として愛されている。初出は『高鍋藩史話』、朝倉市「ふるさと人物誌」。
日向高鍋3万石への転封を命じられた種実が「知行は十石でもよいから秋月に留まりたい」と嘆いたという話。転封自体は史実だが、この嘆きは秋月地方の「十石山(十石峠)」の地名由来譚として伝わる後世の伝承で、同時代史料にはない。36万石相当から約12分の1への転落という事実を踏まえた、心情的に説得力のある伝承として愛されている。初出は『高鍋藩史話』、朝倉市「ふるさと人物誌」。