〈小早川秀秋〉蔚山城で軽率な先駆けをして叱られた
「自ら槍を振るった武功が秀吉の逆鱗に触れ越前転封に」という有名な逸話の初出は寛文12年(1672)成立の『朝鮮物語』。蔚山戦の一次史料群(黒田家文書の陣立書など)に秀秋の名はなく、帰国日程も戦い以前に決定済みで、因果関係は成立しない(本多博之氏)。
「自ら槍を振るった武功が秀吉の逆鱗に触れ越前転封に」という有名な逸話の初出は寛文12年(1672)成立の『朝鮮物語』。蔚山戦の一次史料群(黒田家文書の陣立書など)に秀秋の名はなく、帰国日程も戦い以前に決定済みで、因果関係は成立しない(本多博之氏)。