〈蠣崎慶広〉蝦夷錦の唐衣をその場で脱いで家康に献上した

山丹交易(アムール川流域経由)の中国製絹「蝦夷錦」が松前に入っていたことは遺物・記録から史実で、松前氏が権威演出と贈答に使ったことも確か。だが「家康が感嘆するとその場で脱いで献上した」という芝居がかった場面は家伝系の逸話で、年次にも異同がある(1593年名護屋とも1599年大坂城とも)。慶広の自己プロデュース術を象徴する逸話として愛される。初出:『新羅之記録』系の家伝。

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