〈有馬義貞〉受洗の動機は信仰か、貿易か

天正4年(1576)4月15日の受洗と洗礼名ドン・アンドレはイエズス会史料で確実(授洗者はカブラル説が有力、アルメイダ説も)。動機は、父が当初「貿易のため入信せよ」と勧めた経緯や龍造寺の圧迫下で南蛮貿易が死活的だった状況から貿易動機説が根強い一方、勢力回復の見込みが薄い晩年の受洗を「打算だけなら説明しにくい」とみる評価もある。政治的動機と個人的関心の両方があり、その比率は史料上決定できない——本ページはこの留保を保つ。

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