〈服部正重〉「服部半蔵家は幕末まで続いた」の実像

初出は『天明由緒』(桑名市立図書館蔵)、三重県史コラム。旗本としての服部半蔵宗家は正就・正重の改易で事実上崩壊したが、正重の桑名仕官により「大服部家」(半蔵の名跡を継ぐ家、2000石年寄)として再興し、正就系の「小服部家」(藩主一族格)とともに幕末・明治まで桑名藩家老職などを務めた。幕末の12代半蔵・服部正義は戊辰戦争で桑名藩兵を率いた軍事総督。「半蔵家存続」は江戸の伊賀者支配としてではなく、桑名藩重臣の家としての存続であり、その転轍手が正重である。

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