〈前田慶次〉「傾奇者・慶次」は三段階で作られた

(1)江戸期に『武辺咄聞書』『常山紀談』『可観小説』『翁草』が逸話を蓄積し、(2)明治9年『大日本野史』「任侠伝」が集成、(3)平成の『一夢庵風流記』(1989)と『花の慶次』(1990)が現代像を完成させた。現代の慶次像は「江戸の逸話文学」を昭和末の小説・漫画が増幅した三段階構造である。

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