〈足利義昭〉秀吉時代の厚遇——1万石・准三后・御伽衆

天正15年(1587)の帰京、翌年の将軍職辞任・出家・准三后宣下は公家日記などで確認できる。1万石は大名として小さいが、准三后(皇后らに准じる待遇)は破格で、聚楽第行幸などの席次でも前将軍として特別扱いされた。文禄の役では名護屋に参陣。「零落した哀れな晩年」ではなく、当時の水準では貴種として十分に遇された晩年である。

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