〈松永久秀〉多聞山城は時代を先取りした名城だった
石垣・瓦葺・白漆喰の恒久建築に書院・茶室を備え、「殿舎の美麗さは宮殿のよう」と伝わる。永禄8年(1565)に訪れた宣教師アルメイダが「世界にこれほど美麗なものはない」と絶賛した書簡は同時代の一次史料。解体時の記録に見える四階の「高矢倉」を天守の原型とみれば安土城に先立つが、「天守か否か」は諸説。「多聞櫓」の語源ともされる。
石垣・瓦葺・白漆喰の恒久建築に書院・茶室を備え、「殿舎の美麗さは宮殿のよう」と伝わる。永禄8年(1565)に訪れた宣教師アルメイダが「世界にこれほど美麗なものはない」と絶賛した書簡は同時代の一次史料。解体時の記録に見える四階の「高矢倉」を天守の原型とみれば安土城に先立つが、「天守か否か」は諸説。「多聞櫓」の語源ともされる。