〈竹中半兵衛〉わずか十数人の奇計で城を落とした

同時代史料が伝えるのは日付・被害者・占拠の事実まで。「武具を長持に隠して運び込んだ」「16〜17名で落とした」等の細部は『甫庵太閤記』『絵本太閤記』系統で発達した描写で、伝本により人数も異なる。守就の軍勢が城下に控えており、少人数の奇計ではなく国衆連合の武力クーデターとみるべきもの。「城壁から小便をかけられた恨み」という動機譚も同時代史料の裏付けがない。

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