〈池田恒興〉輝政と永井直勝 —「父の首の値はそれだけか」

後年、輝政が父を討った直勝に「父の首の功でどれほどの知行を得たか」と尋ね、「千石」と聞いて「父の首はたったそれだけの価値か」と嘆いたという逸話。出典は『改正三河後風土記』系の後世編纂物で、渡邊大門氏は該当時期に直勝が加増された形跡がないことから後世の創作と評価する。輝政と直勝が徳川政権下で共存した事実が、この種の美談を生む土壌になった。

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