〈丹羽長秀〉秀吉への遺言 — 託したのか、呪ったのか

遺言には(1)嫡男長重を秀吉に託した穏当な伝えと、(2)織田家を蔑ろにする秀吉に憤って自害し、腹の虫を送りつけたとする『川角太閤記』系の劇的な伝えの二系統がある。同時代史料で確認できる遺言はなく、いずれも確定できない。死後に秀吉が丹羽家を大減封し家臣を引き抜いた事実から、(2)の怨恨説話が後付けで生まれたと見る説が有力。

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