〈足利義輝〉畳に名刀を突き立て、取り替えながら戦った

三日月宗近など足利家重代の名刀を床に突き立て、刃こぼれするたびに替えて敵を斬り伏せた——この描写の初出は江戸後期・頼山陽『日本外史』。『言継卿記』『お湯殿の上の日記』、フロイス『日本史』など変に近い時期の史料には一切見えない、文学的脚色である。

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