〈細川忠興〉庭師を斬り、血をガラシャの小袖で拭った
ガラシャに見とれた庭師をその場で斬り、刀の血を妻の小袖で拭った。ガラシャは動じず食事を続け、汚れた小袖を着続けた——初出は『綿考輯録』(1778)巻十三など江戸中期の家史。同時代史料には見えず、『綿考輯録』の藤孝・忠興二代の記事には信憑性に難がある部分が多いと指摘される。忠興の短気自体は他の記録からもうかがえるが、この場面は伝説と見るべきだ。
ガラシャに見とれた庭師をその場で斬り、刀の血を妻の小袖で拭った。ガラシャは動じず食事を続け、汚れた小袖を着続けた——初出は『綿考輯録』(1778)巻十三など江戸中期の家史。同時代史料には見えず、『綿考輯録』の藤孝・忠興二代の記事には信憑性に難がある部分が多いと指摘される。忠興の短気自体は他の記録からもうかがえるが、この場面は伝説と見るべきだ。