〈成田甲斐〉笄堀(こうがいぼり)を一夜で築いた

大谷吉継勢が迫った際、婦女子を指揮して一夜で堀と土塁を築いたとする伝承。初出は江戸中期の地誌『武蔵志』で、軍記とは独立に「氏長の娘・械」の名を伝える点は貴重だが、戦闘の一次記録ではない地名起源譚である。山本周五郎の短編『笄堀』の題材にもなった。

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