〈宇喜多秀家〉島の困窮生活 — 握り飯の土産と恵まれた酒
嵐で避難してきた福島正則家臣の船から酒を恵んでもらった話(『明良洪範』)、代官に馳走された飯の三杯目を握り飯にして家族への土産にした話(『浮田秀家記』『兵家茶話』)は、いずれも後世の逸話集が出典で細部は信用できない。生活の困窮自体はうかがえるが、現地妻を置いた記録が一切ない点も特筆される。
嵐で避難してきた福島正則家臣の船から酒を恵んでもらった話(『明良洪範』)、代官に馳走された飯の三杯目を握り飯にして家族への土産にした話(『浮田秀家記』『兵家茶話』)は、いずれも後世の逸話集が出典で細部は信用できない。生活の困窮自体はうかがえるが、現地妻を置いた記録が一切ない点も特筆される。