〈毛利元就〉臨終の「三本の矢」

そもそも成立しない。長男・隆元は元就臨終の8年前(1563)に死去している。「束ねた矢は折れない」型の説話の初出は江戸期の逸話集(『常山紀談』など)で、同型話はイソップ寓話にもある世界共通の説話。実在するのは1557年の自筆書状「三子教訓状」(重文・毛利博物館蔵)で、矢は登場しない。

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