〈湯浅五助〉忠義問答「我が首を持って行け」
この逸話は層で分けて判定する。(1)会話の文言=【伝説・俗説】。「首の在処は明かせぬ、我が首を持って行け」という決め台詞は近現代の読み物による要約で、史料上の原文ではない。(2)「秘匿を頼んで討たれた」という骨格=【諸説】。初出は『常山紀談』(合戦から100年以上後)で、明治の『日本戦史 関原役』補伝「藤堂仁右衛門湯浅五助ノ約ヲ変セス」が美談として定着させた。(3)首が敵に渡らなかった結果=【史実】。
この逸話は層で分けて判定する。(1)会話の文言=【伝説・俗説】。「首の在処は明かせぬ、我が首を持って行け」という決め台詞は近現代の読み物による要約で、史料上の原文ではない。(2)「秘匿を頼んで討たれた」という骨格=【諸説】。初出は『常山紀談』(合戦から100年以上後)で、明治の『日本戦史 関原役』補伝「藤堂仁右衛門湯浅五助ノ約ヲ変セス」が美談として定着させた。(3)首が敵に渡らなかった結果=【史実】。