〈直江景綱〉晩年に出家して「酒椿斎」と号した

『御家中諸士略系譜』など江戸期の系譜類は入道酒椿斎を景綱本人とするが、同時代史料に景綱が「酒椿」を称した例はない。前島敏氏(『新潟史学』60、2008)や木村康裕氏の花押検討は酒椿斎=景綱説を否定的に見る(酒椿を景綱の父とする『直江家由緒』もある)。通俗解説の「晩年に出家」は保留が必要。

関連