〈鍋島直茂〉今山の戦いの夜襲献策

戦い自体と大友親貞討死は史実(大友側の記録とも整合)。だが「家中が降伏に傾くなか直茂ただ一人が夜襲を主張」「慶誾尼の檄」「敵は勝利前祝いの酒宴中」という劇的な細部は『北肥戦誌』『直茂公譜』など鍋島側編纂物による顕彰的脚色の可能性が高い。親貞を討ったのは家臣・成松信勝。勝利は局地戦で、大友軍の包囲はその後も続き講和で終結した。「一夜で大友6万を壊滅」式の記述は俗説である。

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