〈加藤嘉明〉秘蔵の南蛮皿を自ら砕いた
近習が「虫喰南蛮」の小皿10枚組の1枚を割ると、嘉明は残り9枚をすべて自ら打ち砕き、「9枚残れば『あの1枚は誰が割った』と名が残る。家人は我が手足」と述べた。出典は『明良洪範』で一次史料ではないが、「人を大切にする主君」像を代表する逸話として現代の読み物で最も頻繁に引用される。
近習が「虫喰南蛮」の小皿10枚組の1枚を割ると、嘉明は残り9枚をすべて自ら打ち砕き、「9枚残れば『あの1枚は誰が割った』と名が残る。家人は我が手足」と述べた。出典は『明良洪範』で一次史料ではないが、「人を大切にする主君」像を代表する逸話として現代の読み物で最も頻繁に引用される。