〈塙直之(塙団右衛門)〉刀を差したまま托鉢する破戒僧「鉄牛」

福島家罷免後、京都妙心寺の大龍和尚のもとで剃髪し「鉄牛」と号したが、帯刀のまま托鉢して檀家の不興を買ったという。初出は『翁草』などの江戸期逸話集。出家自体は複数の伝で語られ、大坂入城時の「還俗」と整合するため事実の可能性が高いが、帯刀托鉢の情景は逸話の域を出ない。

関連