〈尼子経久〉「乞食経久」— 何でも人に与えた

家臣が持ち物を褒めるとその場で与えてしまう。庭の松を褒められれば掘り起こして与えようとし、冬には着物を脱いで薄綿の小袖一枚で過ごした——初出は没後まもない随筆『塵塚物語』。完全な後世創作とは言い切れないが説話的誇張を含む伝聞で、「乞食経久」の綽名自体は後世に付されたもの。

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