〈前田利家〉顔に矢が刺さったまま戦った
稲生の戦い(1556)で右目下に矢を受けながら射手の宮井勘兵衛を討ち、矢を抜かずに首実検に臨んだという逸話は『加賀藩史料』所収の家伝類が典拠。負傷しつつ戦功を挙げたこと自体は伝えられるが、「矢を刺したまま」という演出的細部は家譜の顕彰的脚色の可能性が高い。
稲生の戦い(1556)で右目下に矢を受けながら射手の宮井勘兵衛を討ち、矢を抜かずに首実検に臨んだという逸話は『加賀藩史料』所収の家伝類が典拠。負傷しつつ戦功を挙げたこと自体は伝えられるが、「矢を刺したまま」という演出的細部は家譜の顕彰的脚色の可能性が高い。