〈上杉謙信〉辞世「四十九年一睡の夢」

漢詩「四十九年一睡夢」と和歌「極楽も地獄も先は有明の月の…」の二つが辞世と伝わるが、昏睡のまま急死した謙信が死の床で詠めたはずはない。出典は『甲陽軍鑑』や幕末〜明治編纂の『名将言行録』で、晩年作の仮託とみられる。漢詩文の教養自体は史実である。

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