〈豊臣秀吉〉「人たらし」だった

調略、降伏者への寛大な処遇、気配りの書状など人心掌握の傍証は多い。だが「人たらし」という評語自体は司馬遼太郎『新史太閤記』(1968)が広めた現代の用法で、本来は「人をだます者」の意。三木・鳥取の兵糧攻めや秀次事件の苛烈さと同居する一面像である。

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